羽田、東京国際空港の横を流れる多摩川の河口に大師橋干潟はあります。

ここの干潟は多様な環境にも恵まれ、多くの種類のカニや貝、魚、野鳥が生息しています。そして、干潟は東京湾の環境浄化の大切な役割を担っています。

大師橋干潟での自然観察会。そして観察会後、干潟への感謝を込めたお礼のゴミ回収を始めて10年以上が過ぎました。小さなガラス片やプラスチックごみ、タイル、金属など多い年には300キロ近くのゴミを干潟の泥の中から回収してきました。

今ではそのゴミも少なくなり、小学校の授業や日曜日の活動でここを訪れる子どもたち、親子は1,500人以上になりました。

一度はゴミ捨て場のようになってしまった干潟がよみがえり、多くの生きものたちが帰ってきてくれたおかげで、子どもたちも帰ってきてくれました。

多摩川とびはぜ倶楽部は、多摩川大師橋干潟で行う休日の自然観察・保全活動を通して、大田区の自然の豊かさや干潟の大切さを知ってもらい、地域への誇りと愛着の持てる人たちを増やすことを目的とし、現在『子どもたちが裸足で遊べる干潟づくり』プロジェクトの実現を目指しています。

4月~10月の間、月二回『水辺の楽校』を開催しています。

しじみやカニがたくさん採れます。もちろん観察した後はまた干潟に帰します。

どなたでも参加できます。