川ゴミ研究会
「羽田ふるさと再生プロジェクト」も3年目となり、同じような活動をしている他団体の意見を聞いたり意見交換をしたりする場として、10月6日に勉強会形式で「川ごみ研究会」を開催しました。 今回は「全国川ごみネットワーク」事務局の伊藤浩子さんをお迎えして「みんなで考えよう!川ごみ削減」についてお話をいただきました。 伊藤さんの活動拠点の荒川の水辺ごみは4分の3が飲食の容器や包装で特にペットボトルが多いこと。特にそれらはプラスチックごみであり海に流れマイクロプラスチックとして問題になっていること。 全国の川で採取されるマイクロプラスチックでは人工芝が大きな割合を占めること。そしてその人工芝を設置するのにスポーツ振興くじ助成金が使われていること。ほかには、農薬の被覆肥料カプセルの流出という問題もあること。 これらは大きな問題で、一人一人の心がけも大事だがそれだけでは解決できない、環境を維持するために間に合わせることができないという視点で、荒川では市民団体から仕組みを作って行政の支援体制が整備されたというお話を聞くことができました。 多摩川とびはぜ倶楽部でも国土交通省京浜河川事務所や大田区と連携をさらに強化していくことが大事だと改めて感じた一日となりました。
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